今回は、原宿のセレクトショップCASSIDY(キャシディ)の八木沢博幸さんに、CALIFORNIA STORYについてインタビューをさせていただきました。
― まずCALIFORNIA STORYとの出会いと第一印象をお聞かせください。
展示会で初めて見たんですが、
私はずっとアメリカものを使ってきたんで、なんか新しいブランドだけど、懐かしい感じがしました。
古き良きみたいのが新しい、なんかそういう捉え方でしたね。
昨今、やっぱりアメリカのブランドで、アメリカで作ってるものが少ないんで。
しかも、この時期にアメリカ製でブランド立ち上げたっていうのは、やっぱり脅威っていうか、昔からあるブランドがまたアメリカ製にしたとかそういうのじゃなくて、立ち上げたブランドがいきなりアメリカ製で始めたってのは、そこがすごい気になりました。
そういう第一印象でした。
逆に、どういう経緯であったのか、そのストーリーが知りたいぐらい、本当に。
まさにカリフォルニアストーリーだなと思って。夢のような話じゃないかと。
大げさじゃなく、なかなかできないなって感じがするんですよね。
―2023AWデビューシーズンから取り扱いしていただいてますが、お取り扱いしていただける決め手となったものは何ですか?
取り扱おうと思ったのも、その辺のポイントと、まあもちろん商売なんで、価格帯とか商品として売れるのかというのも大事なんですが、
一番はやっぱり自分が売りたいな、履きたいなっていうのが決め手でした。
いいモノを作っているブランドとお客さんの仲介役になれたらなと。
お客さんに紹介したい、私が宣伝したいなって自分の中で思って、取り扱いさせてもらいました。
―CALIFORNIA STORYを使ったオススメコーディネートのポイントはありますか?
うちの商品で言うと、トラッドなエッセンスとかデザイナーものとか、ゴリゴリのアメカジじゃなく、組み合わせの妙というかイレギュラーな感じがオススメですね。
極端にいうと、ブレザーに合わせたり、タイドアップした時に合わせたりとか。セントジェームスに合わせたりとか、自然に溶け込む感じがいいんですよね。
ー1シーズンを終えてみて、お客様の反応はいかがでしたか?
すぐ完売しちゃったんだけどね、反応はすごい良くて、スタイリストさんにも選んでいただいて、雑誌とかの媒体にも取り上げてもらったのもよかったですね。
2シーズン目が始まるんですが、去年欲しかったけど買えなかったって方もいらっしゃったり、結構待ってたお客さんとかもいて、今回も反応は期待できそうですね。
―原宿のセレクトショップcassidyのバイヤーとして、物を選ぶときに大切にしていることはございますか?
まあ、ずっとやってるからあんまりそう考えてないんですけど(笑)
うちにある商品っていうのは、うちに来てるお客さんに合うものを仕入れて並べたいと思ったもので。
元々知ってるもんじゃなくて、あ、こんな新しいものが出たっていうのをね。
さっきも言ったけど、そういうお客さんといい商品との間に入って仲介役をやってるだけの話なんで。
お客様の顔が思い浮かんで、この子にこれいいな、あの子にこれ買ってもらえそうだな、
って、手に取ってもらえる瞬間が想像できたら、最高。
期待でもあるんですけど(笑)
やっぱり定番もいいんだけど、そういう新しいものとか、新鮮なもの、そういう洋服が好きな人が高揚感があるか。
そういうワクワクするようなもので、しかも長く付き合ってもらう、その時だけじゃなくて。 あれずっと前に買ったけどよかったなっていう、本当それが妙に好きになるって感じがする。
記憶にとどめてもらったり、いっぱい着てもらってることがやっぱり自分も嬉しい。
そういう思いのものを仕入れてるかな。みたいな感じですかね。
原宿キャシディ
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